2018年1月16日火曜日

『認知症・精神疾患研修会』開催

1月15日(月)午後2時より、大阪市立社会福祉センター第1会議室にて、『認知症・精神疾患研修会~認知症の病気を理解することから見えてくる精神疾患について~』を開催いたしました。昨年度に引き続き、大阪市立弘済院附属病院 精神神経科 部長 河原田 洋次郎氏をお迎えし、ご講義いただきました。

前半には、アルツハイマー型認知症を始めとするレビー小体型認知症や前頭側頭型認知症などそれぞれの認知症の特徴や症状について詳しくご説明いただきました。後半には、うつ病や妄想性障害などの精神疾患についてお話くださいました。

高齢者の精神疾患は専門医でもアルツハイマー型認知症との鑑別が難しいとのお話でした。しかし、それぞれの病気の特徴を知り、知識を増やすことで他の病気との区別が出来る可能性があり、日頃ご利用者さんと接しておられる介護者の方々の気付きが重要なポイントであるとのことでした。
参加者からは「ポイントを押さえて説明していただき、分かりやすかった」「実際の現場で活かすことの出来る内容だった」「認知症と精神疾患を見極めることは難しいが、情報を集めることが必要だと分かった」などの意見がありました。

今回の研修会には、たくさんの方々にご参加いただき本当にありがとうございました。
市老連(^^)! 

日時:平成30年1月15日(月) 午後2時~午後4
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:大阪市立弘済院附属病院 精神神経科 部長 河原田 洋次郎 氏
参加:92