2015年7月30日木曜日

平成27年度 特別養護老人ホーム生活相談員学習会開催

7月29日(水)PM 2:00より、
大阪市立社会福祉センター第1会議室にて、
第1回生活相談員学習会を開催いたしました。株式会社メディピタの桑原 誠一氏を講師としてお迎えし、『ショートステイへの様々な対応』と題してご講義いただきました。

ショートステイにおいて、「100%の稼働率を120%にするには?」「稼働率向上に向けた具体的な工夫とは?」「稼働率が変動する要因は?」など生活相談員が最も関心を寄せる問題についてお話いただきました。


後半では、グループに分かれ「どういうショートステイだったら、大きな声で宣伝したいですか」というテーマで、グループワークを行いました。個人がそれぞれ出した意見を、グループの中で集約し、最終的に1つの大きなテーマにまとめるという作業でした。どのグループでも活発に意見が出され、皆さん積極的に話し合われていました。
講義では事前に行ったアンケートの話も交え、桑原先生のユーモアにあふれたわかりやすい説明に、皆さんの有意義な学びになったと思います。また、他施設の生活相談員との交流を深める良い機会になったのではないでしょうか?

《参加者の声》
「他施設の生活相談員さんと貴重な意見交換ができた点が良かった。」「どの施設も稼働率を考えながら、現場を行っていることが分かり、共感できた。」

参加者の皆さんには会場の片付けを手伝っていただき、ありがとうございました。市老連 v(^-^)v

日時:平成27年7月29日(水)午後2時から4時
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:株式会社 メディピタ 桑原 誠一氏    

参加者:21名

2015年7月27日月曜日

施設長会・施設長研修会 開催

平成27年7月24日(金)市老連 施設長会が開催されました。

まずはじめに、行政事務連絡として、大阪市立弘済院第2特別養護老人ホームについて説明がありました。弘済院は認知症高齢者の方の専用施設ですが、歩行能力が低くなり活動性が低下してきた利用者の方々についての受け入れ協力依頼が西川課長よりありました。 

福祉局高齢施設課北口課長からは特別養護老人ホーム整備事業者公募の概要についての説明でした。詳細につきましては、大阪市のホームページをご覧下さい。

続いて新田理事より、大阪市に対しての平成28年度制度・政策及び予算要望について、各加盟施設からいただいた意見集約の報告がありました。本日の施設長会で承認を得たのち、9月に大阪市と協議をする予定です。

仲谷理事からの非常用発電機法定点検について、そして後藤代表理事からは全国情勢(大阪府老人施設部会資料含む)説明がありました。

第2部の施設長研修会では『今後の高齢者施設のあり方について』~地域福祉の視点から~という題名で白澤先生にご登壇いただきました。地域包括ケアと総合事業の関係や社会福祉法人の役割など豊富な資料とともにお話いただきました。
講義の中では、高齢者施設も地域と入居者の両方に焦点をあてて、地域包括ケアの一翼を担っていただきたいとおしゃっていました。市老連 (^v^)

日    時:平成27年7月24日(金)
場    所:大阪市立社会福祉センター 3F 第1会議室
研修会講師:桜美林大学大学院老年学研究科 白澤 政和 氏

2015年7月24日金曜日

『口腔ケアと喫食支援 連続研修会』~第2日目~開催

7月23日(木)PM 2:00から、大阪市立社会福祉センター第1会議室にて
『口腔ケアと喫食支援 連続研修会』第2日目を開催いたしました。


第1日目の講義の学びより、自施設の口腔ケアと喫食支援が困難と思われるご利用者の方の映像について、個別の説明に対し金子先生からアドバイスをいただきました。


その後のグループワークでそれぞれの気づき・発見の共有や対応・解決策について話し合い、第3日目の取り組み発表に向けての課題を探っていただいた3時間でした。

取り組み発表には改善できた点、
あるいは改善できなかったのは何故なのか等、色々な視点から発表いただければと思います。


映像をとらせて下さった方だけでなく、今後の介護現場で最後まで美味しく食べて頂く指標になるような取り組みにすることが、「映像提供者への恩返し」なんだという気持ちを忘れないようにとの金子先生のお言葉でした。



1ヶ月という短い期間ですが、よろしくお願い致します。

また、参加いただきました皆さんには、会場の後片付けをお手伝いいただき助かりました。
ほんとにありがとうございました。市老連(^^)! 

日時:平成27年7月23日(木) 午後2時~5時
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:京都まちづくり口元気塾 塾長 金子 みどり氏
参加:20名

2015年7月22日水曜日

パワーポイント・プレゼンテーション研修会 

平成27年7月21日(火)グループホーム委員会主催でパワーポイント・プレゼンテーション研修会が開催されました。『プレゼンテーション講座』~プレゼンターとしての心構え・効果的な話し方や伝え方PPT資料の効能~と題し、様々な視点からお話しいただきました。



講義では「心構え」「効果的な話し方」「心打つプレゼンのノウハウ」など、盛りだくさんの資料とともに分かりやすく説明してくださいました。その中で「ゴールを明確にする」「優しさ(愛)と明るさ(光)で伝える」という言葉が印象に残りました。

参加者の方からは、「相手が喜ぶような相手に聴いてもらえるテクニックがたくさんでよかった」「楽しむことが大切ということがわかった」などの感想をいただきました。

今後、プレゼンテーションをする機会の参考にしていただければ幸いかと思います。なお当日ご多用の中、講師の先生・参加者の皆様、研修会にご出席いただきありがとうございました。市老連 (^v^)

日時:平成27年7月21日(火) 午後2時~4時
会場:大阪市立社会福祉センター 第3・第4会議室
講師株式会社IAOプランニング 主任研究員 経営コンサルタント 倉田 敦夫 氏
参加:24

2015年7月16日木曜日

『食中毒に関する講習会』開催

7月15日(水)PM 14:00より、
大阪市立社会福祉センター第1会議室にて『食中毒に関する講習会~食の安全について考えよう~』を開催しました。


今回の研修会はクイズ形式で、皆さんに終始考えて答えていただき、後半は手洗いチェッカーで洗い残しを確認して頂くなど、参加型の研修会を亀本氏にご講義いただきました。



また最後に、まれな食中毒の紹介もしていただきました。
シソの葉の代用(盛付飾り)として使ったアジサイの葉を食され、胃内の酵素と反応し青酸中毒症状が発生した事例でした。他にもチョウセンアサガオは花・根・つぼみ・実・種、すべてが有毒との事です。
“食の安全” 自らは当然ですが、“食を提供する” 責任の重さを再認識しました。

参加者の方々から

「ゆっくりと聞き取りやすく、一方的な進行ではなく参加しながらの説明だったのでしっかり聞くことができた」
「手を洗った後の洗い残しチェックがあると思わなかった!洗い残しが見れてよかった」
是非、今回の研修会がお役にたてばと思います。市老連(^^)! 


日  時 : 平成27年7月15日(水) 14:00~16:00
場 所 : 大阪市社会福祉センター 第1会議室
講 師 : 大阪市健康局 健康推進部生活衛生課 食品衛生グループ 担当係長 亀本啓子氏
参  加 : 53名

2015年7月13日月曜日

第2回 特別養護老人ホーム看護師学習会 開催

7月9日(木)PM 2:00より、大阪市立社会福祉センター第1会議室にて、看護師学習会を開催いたしました。第2回目の今回は京都まちづくり口元気塾 塾長 金子みどり先生をお迎えし、『食支援に対する看護師の医療的リスク管理~事例を通して~』と題しご講義いただきました。

たくさんの事例の影像を見ながら咀嚼・嚥下のメカニズムや口腔ケアからの喫食支援などを詳しく解説してしていただきました。

実技ではグループに分かれ、お互いにオレオを食べる様子やうがいの仕方を観察し、グループで話し合ってもらいました。健康な人であってもひとりひとり食べ方(咀嚼の仕方や、嚥下)が違うこと、一口量もそれぞれであることを再認識されていました。



また、頚部聴診器を使って、水を飲んだ時の嚥下音を参加者の皆さんに実際に聞いてもらいました。実際に音を聞くことで嚥下が確認でき、施設にも欲しいとおっしゃられている方もいらっしゃいました。



《参加者の皆さんの声》
「何となく感じていたことが言語的に説明され、とてもわかりやすかった。介護職への説明に使いたいと思います。」「影像や実技で嚥下状態の観察の視点が広がった。」

最後にコーディネーターの山内先生からお話をいただきました。
学習会後の金子先生、山内先生を囲んだ懇親会でも皆さん積極的に質問や意見交換をされていました。

今回は、喫食の支援における医療職としての役割、他職種との協働の重要性などを教えていただきましたが、皆さん本当に熱心に学ばれており、関心の高さがうかがえる学習会でした。次回以降の学習会もよろしくお願いいたします。市老連 v(^-^)v

日時:平成27年7月9日(木)午後2時から4時
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:京都まちづくり口元気塾 金子 みどり氏    
     特別養護老人ホーム 白寿苑 山内 恵美氏

参加者:15名

2015年7月10日金曜日

雇用対策新人研修会2日目

平成27年7月8日(水)大阪コミュニティーワーカー専門学校にて、新人職員対象介護技術研修会の6月23日(火)に引き続き、2日目が開催されました。
桑野理事の挨拶から始まり、『移乗介助』『福祉施設における接遇』『緊急時対応』の研修内容で行なわれました。


1限目『移乗介助』ではボディメカニクスを使って実習とともにご講義いただきました。
~感想~
「基本に忠実に移乗などの体の動かし方や、利用者の体の動きを自分に置き換えて考えることの大切さを実感しました。」




2限目『福祉施設における接遇』では挨拶のしかたや、コミュニケーションについてお話いただきました。
~感想~
「お辞儀の角度や時間によって色々な意味があることがわかりました。」
「正しい知識と技術をきちんと持ち、自分のスキルを上げることが接遇につながることを学びました。」

3限目『緊急時対応』ではDVDを見せていただき、具体的な事例を交えてご講義いただきました。
~感想~
「常日頃からの観察の重要性に納得しました。」
「いつおきてもあせらず、あわてず対応できるよう必要な知識、情報を知っておくべきだと感じました。」などのご意見をいただきました。



今回の2日間の研修で多くの専門の講師の方から受講された内容を、日々の業務に活かしていただけたらと思います。市老連 (^v^)

講師
移乗介助】:大阪コミュニティーワーカー専門学校非常勤講師 江口 幸子氏・平野 啓一氏

福祉施設における接遇】:大阪介護福祉士会 会長 淺野 幸子氏

緊急時対応】:大阪コミュニティーワーカー専門学校非常勤講師 藤井 千賀子氏


会場:大阪コミュニティーワーカー専門学校
時間:AM10時~PM4時
参加:22名

2015年7月9日木曜日

災害時相互応援協定 東淀川区『図上訓練』を開催しました。

 平成27年7月7日(火)東淀川区役所 会議室にて、㈱イオタの村上氏,、遠藤氏を講師としてお迎えし、災害時相互応援協定 東淀川区『図上訓練』を開催いたしました。

 3日に行われた生野区に続く訓練となります。東淀川区では大雨によって、淀川右岸のある地点で堤防決壊の危険性が高まったという想定の説明の後、時間の経過にともなった8つの状況を考えていきました。

 4つのグループに分かれ、それぞれの状況に応じた課題を話し合い、グループ毎に発表していただきました。
「被災した施設から利用者さんをどの施設に?どのような経路で搬送するか?」いう課題では、地図を使い各施設間の位置関係、道路の状況などを意見交換をしていただきました。地図に経路を記入してみることで、視覚的な面からもより理解が深まったのではないかと思います。

最後に当連盟、佐々木理事より今回の図上訓練の総括の後、東淀川区役所 西村氏、大阪市危機管理室 黒田参与よりお話をいただきました。



今回の図上訓練を通して、災害時相互応援協定の色々な課題が見えてきたのではないかと思います。今後の訓練や取り組みに活かしていきたいと思いますので、皆様のご協力をお願いいたします。

会議室をお借りさせて頂き、ご準備くださいました東淀川区役所の皆様、大阪市危機管理室の皆様、東淀川区加盟施設のご参加くださいました皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。市老連 v(^-^)v

 日  時 : 平成27年7月7日(火) 14:00~16:00
 場 所 :東淀川区役所 会議室
 講 師 : ㈱イオタ  村上 博 氏 
      ㈱イオタ  遠藤 千晶氏
 参加者: 21名

災害時相互応援協定 生野区『図上訓練』を開催しました。

  平成27年7月3日(金)生野区役所 会議室にて、㈱イオタの村上氏,、遠藤氏を講師としてお迎えし、災害時相互応援協定 生野区『図上訓練』を開催いたしました。
 
 午前4時に火災が発生し、近隣のある施設が被災したという想定の下、13の状況に分け、グループ長、副グループ長、被災者受け入れ班、物資応援班に分かれそれぞれの場面での対応を考察していきました。実際に、応援要請書を記入したり、地図上では火災発生場所、各施設の位置を確認し視覚的な面からも考えていきました。

 訓練後の振り返りでは「早朝4時に職員が集まるのか?」「FAXでの連絡は問題はないか?」「被災施設から近いところに対策本部を設置した方が良いのでは?」などの意見が出ました。今回の訓練で明らかになった課題を検討し、次回の実働訓練や今後の災害時相互応援協定に繋げて行けるよう取り組んでいきたいと思います。

 今回の訓練では地域から、巽まちづくり協議会の4名の皆様もご参加くださいました。、岩﨑会長からは「地域と施設との連携を大切にしていきたい。」とのお話を頂きました。

 災害はいつ、どの様な状況で起こるかわかりません。今回は想定した条件での図上訓練でしたが、日頃から自施設内だけでなく、地域とのつながりや他施設との連携を意識しながら防災力を高めていく必要があるのではないでしょうか?
会議室をお借りさせて頂き、ご準備くださいました生野区役所の皆様、大阪市危機管理室の皆様、巽まちづくり協会の皆様、生野区加盟施設のご参加くださいました皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。市老連 v(^-^)v

 日  時 : 平成27年7月3日(金) 14:00~17:00
 場 所 : 生野区役所 会議室
 講 師 : ㈱イオタ  村上 博 氏 
      ㈱イオタ  遠藤 千晶氏
 参加者: 15名

2015年7月3日金曜日

認知症ケア研修会 【基礎編】 開催


7月1日(水)AM 9:30より、
大阪市立社会福祉センター第1会議室にて
「認知症ケア研修会」 【基礎編】 を開催いたしました。
8時間という長丁場の研修でしたが、
94名もの多くの方にご参加いただきました。

認知症の正しい知識を深め、いろいろな視点から、
認知症の方の「その人らしさ」真摯に向き合うことの
大切さを、実感していただけた研修会なったのではないでしょうか。
西田氏

当連盟理事、ふれ愛の館しおん施設長、西田和人氏から
認知症の種類や症状、メカニズムの理解”等から認知症ケアの理解についてご講義いただきました。


和崎氏
和崎光子氏からは“ご家族の思いと介護アドバイス”をお話いただきました。認知症になったご本人が一番つらいと思いながら介護をなさったご家族のお話でした。
山内氏


看護師の山内恵美氏からは、“コミュニケーションの本質と方法を理解し、認知症の人の心理的ニーズを学ぶ”という点からお話しいただきました。


金子氏
最後に京都まちづくり 口元気塾 塾長 金子みどり氏には“口腔ケア支援を学び、摂食認知・咀嚼誘導などの知識・技術”をご講義いただきました。

参加者の方々からは
「認知症の方は不安の中で生活していて、その介助がどれだけ大切かを学ぶことができた」
「ユマニチュードというケアの技術を初めて知ったので、とても印象に残り興味深かった」
「今までしていた事が介助者目線だったという事を一番してはいけない事をしていたんだと教えて下さいました」
のようなご意見をいただきました。

日々の業務に追われてのお忙しい毎日だとは思いますが、この研修での気づきが、
利用者の方はもちろん、スタッフの方々の笑顔につながれば、うれしく思います。

多くのご参加ありがとうございました。市老連(^^)!
   
 日  時 : 平成27年7月1日(水)9:30~17:00
 場 所 : 大阪市社会福祉センター 第1会議室
 講 師 : ふれあいの館しおん施設長  西田和人氏
             弘済院家族の会  和崎光子氏
       特養白寿苑 看護担当課長 山内恵美氏  
             京都まちづくり 口元気塾 塾長 金子みどり氏     
 参加者: 94名

第1回「事例を通して考える排泄ケア」~第1日目~開催

6月30日(火)PM 1:30より、
第1回 「事例を通して考える排泄ケア」を大阪市立社会福祉センター 第1会議室にて開催いたしました。

昨年に引き続き講師には、
排泄用具の情報館「むつき庵」代表の浜田きよ子先生にお越しいただきました。
今年度は連続研修会とし講義を受けるだけではなく、施設で排泄ケアを必要とされている方々への取り組みの発表までを予定しています。











第1日目の当日は、皆さんにおむつを当てていただき、ケアされる側の気持ちを感じていただきながらの4時間でした。排泄ケアの個別性とは、「人が育ってきた時代や環境などの背景が重要であり、また介護される・介護するまでは他人の排泄について見たり聞いたりすることはない」ためであるとのことでした。ケアとはマニュアルを覚えるのではなく、その人を考えていく事だという基本を学ばせていただき、また具体的なおむつやパットに関する知識もご講義くださいました。


参加者の方々には

「アセスメントについてもグループワークだったので、色々な意見が聞けて他施設の方の話も参考になった
「着目する場所や広い視点を持つことを考えるようになった」
「拘縮の方のおむつの当て方を改めて学べた」

などのご意見をいただきました。ありがとうございました。



次回の第2日目は8月18日(火)です。
よろしくお願い致します。市老連(^^)!

日時:平成27年6月30日(火) 午後1時30分~5時30分
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:排泄用具の情報館「むつき庵」代表・高齢生活研究所 所長 浜田 きよ子 氏
参加:26