2014年9月30日火曜日

『連続研修会』~第2回~開催

9月29日(月)PM 2:00より、大阪市立社会福祉センター 第1会議室にて【連続研修会~美味しく安全に楽しく食べるための研修会~】と題して、食事介助・喫食支援に関して専門的に学んでいただく9/1、9/29開催の第2日目でした。

第2日目は認知症の方への『喫食につなげる口腔ケア』を京都まちづくり口元気塾、塾長の金子みどり先生にご講義いただきました。


 口や顎の筋肉や構造の説明や“パン” と “ごはん” あるいは “かたいお煎餅” と “やわらかいお煎餅” を食べる時の口の動かし方の違いなど、ビデオを見ながらの説明や実習で理解を深めて頂けたのではないでしょうか?



認知症の方々が、口から美味しく楽しく安全に食べることができることにより、その人らしい生活の維持や向上につながるとのことでした。参加者の皆さんには今日の講義を参考にご利用者の方々へ活かしていただけたら思います。



ご記入いただいたアンケートには

「観察力は難しいですが、日々気をつけて観察をしていこうと思います」
「失敗談を踏まえた事例、実家族を通しての体験、どれもが結実していて
とても心に響きました
「ご利用者の事を考え介助してきたつもりでしたが、意味が違ったり
自己満足だった事に気づく事ができました」

などのご意見をいただきました。ありがとうございました。
市老連(^^)! 


日時:平成26年9月29日(月) 午後2時~5時
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:京都まちづくり口元気塾 塾長 金子 みどり氏
参加:52

2014年9月29日月曜日

施設長会・施設長研修会 開催

平成26年9月26日(金)

 施設長会・施設長研修会が開催されました。

後藤代表の挨拶から始まり、続いて平成27年度制度・政策及び予算要望について、大阪市からの回答に基づいて、新田理事から説明がありました。


事務連絡後の、施設長研修会には、大阪市立大学大学院 生活科学研究科教授 岩間伸之氏にご登壇いただき『社会福祉法人としての社会的使命』と題し【社会福祉法人をめぐる議論】【「生活困窮者自立支援法」をめぐる議論】などについてわかりやすくお話いただきました。

なお、平成27年度制度・政策及び予算要望の回答は市老連のホームページ 「お知らせ欄」に掲載しておりますのでご覧下さい。

 市老連は今後も各関係機関と連携して情報提供を行っていきますので、よろしくお願いいたします。
市老連 (^v^)

日時:平成26年9月26日(金) 午後2時~4時
場所:大阪市立社会福祉センター 3F 第1会議室




デイサービスあり方研究会定例会議

平成26年9月24日(水)

今月の定例会議は、デイサービス夢の箱さんで行われました。

この日は、9月4日、9日にデイサービス連絡協議会で行われた「シャローム」さんへの施設見学に

参加された2名の方より報告がありま

した。「歩くデイ」「お仕事デイ」の

2施設を見学されて気付きと感想を

発表されました。

その他にも、年度末の発表する内容の

方向性や作成予定のチラシについて話

し合われました。


いつもながら、たくさんの意見が出ていました。

定例会議終了後は、施設の中を案内してくださいました。

11名が持ち回りで会議場所を提供されています。

自施設以外の10施設を見学する事ができ、各施設で

受けたおもてなしを「これ良いですね!真似して良い

ですか?」と自施設に持ち帰り実践されている方もいらっしゃいます。

お互い良い刺激を受けられているようです。市老連 v(^-^)v

最後になりましたが、夢の箱の皆様ありがとうございました。




2014年9月18日木曜日

特別養護老人ホーム 栄養士学習会 調理実習②

平成26年9月17日(水)

特別養護老人ホーム栄養士学習会の2回目調理実習を行いました。

今回のテーマは『おせち』

≪メニュー≫

花びらもちの雑煮・養老海老・のしどり
はんぺんの日の出焼き・ゆず窯黒豆
わかさぎの白雪揚・れんこんの追羽根
サーモンと大根の紅白巻き・錦玉子
スイートポテト・栗きんとん・梅人参・赤飯

同じ食材で、同じ様に作っても、容器や

盛り付け、飾りなどで雰囲気がすごく

変わります。


各班で作ったものを

一つの容器に盛り付

けるとすごく豪華な

「おせち」のできあが

り!

丸い容器は100円均一などで売っている紙製のケーキ型に正月らしい赤のナフキンとセロハン

を敷いたものです。固定概念をなくすとすべての物が容器や飾りになるのだなと思いました。


<参加者の声>

「値段(予算)があまりなく、出せないと諦めていたが、容器や切り方などで工夫し取り組んでいきたい」

「おせちに限らず、誕生日会等でお弁当箱に盛り付ける際にもいかに見た目で喜んでもらえる様に工夫するか考えさせられました。味付けもどれも美味しく、作り方はそれほど難しくないのに一手間で特別感が出て良かったです」

との意見をいただきました。

施設栄養士さんはどんどん先のメニューを考えて行かなければならないと思います。

一手間をかけることは、すごく大変なことだと思います、でもその一手間で利用者の

皆さんの食が進んだり、食事の時間が楽しくなるのでは?と思いました。

次のおせちの参考にして取入れていただければと思います。市老連 v(^-^)v


会場:大阪市社会福祉・研修情報センター 調理実習室

時間:PM1:30~PM4:30

講師:高の原中央病院 栄養科長 余呉 淳子 氏

参加:27名

2014年9月16日火曜日

GH・小規模多機能委員会合同 施設見学会

平成26911日(木)当日は良いお天気に恵まれ、朝早い集合でしたが皆さん揃って愛知県に向けて出発しました。1つ目の訪問先は「社会福祉法人 愛知たいようの杜」。








こちらの法人は長久手市でたくさんの施設を運営されていますが、この日は「グループホーム 嬉楽家」「小規模特別養護老人ホーム だいたい村」「ショートステイ 杜の宿」を見学させていただきました。建物の周りは木々に囲まれ、施設も木材が多く使われ、木のぬくもりにつつまれていました。グループホームは、古民家を移築して建てられたそうです。
小規模特養では出入り口の扉はセンサーやロックナンバー開閉ではなく、扉の上をくりぬいて棒を差し込む形につくられていました。開閉の際にはその棒を指で押し出す方式です。廊下は見通しの良い直線ではなく「あえて手間がかかる」ように曲がって作ってあり、目視しなくてもコミニュケーションを取るように心がけることが理由とのことです。地域の子供さんが学校から帰ってきてランドセルを入れる木の棚が置いてあったり、宿題や本を読むコーナーもありました。施設全体をとおして杜のなかでゆるやかな時間が流れている感じがしました。











2つ目の訪問先は、先ほどの施設から徒歩5分くらいにある「長久手市福祉の家」。こちらは長久手市役所が運営していて、その中の「デイサービスセンター」や「機能回復訓練室」「歩行浴室」「障がい者相談支援センター」などを順に見学させていただきました。この建物を含む全体が「福祉エリアと温泉エリア」と「食事・買い物ができる『あぐりん村』」で構成されていて平日にも関わらず大勢の人が訪れていました。
長い1日でしたが、無事見学終了でき皆様に感謝しております。「社会福祉法人 愛知たいようの杜」の職員の皆様・「長久手市役所」の皆様、お忙しい中ご丁寧な応対をしていただき本当にありがとうございました。市老連 (^v^)

見学施設:「社会福祉法人 愛知たいようの杜」
    :「長久手市福祉の家」

参加者数:17

2014年9月11日木曜日

第2回 デイサービス連絡協議会 施設見学~「やすらぎの介護 シャローム」さまへ訪問

平成26年9月9日(火)第2回デイサービス連絡協議会 施設見学を行いました。

9/4の1回目と同じく、堺に本社を置かれています「やすらぎの介護 シャローム」さんの2施設におじゃましました。

歩くデイサービス「一条通り」では、準備体操をされている開始直後から見学をさせて頂きました。


事前の説明でお聞きしたように、みなさん『歩く』という目的意識を持って、イキイキとされていました。




次の「社労夢工房 匠」さんへは3台の車で送っていただきました。

ご利用者様の以前のご職業や趣味などを参考に、その方のご希望に沿った『お仕事』を模索しながら各ブースづくりをされているとの事でした。

お話をおうかがいしたご利用者さまは「大工しとったやろ、もう釘とか打ちたないからなぁ~」と熱心に油絵を描いておられました。

見学者の方のアンケートから、
「デイサービスに対する既存の考え方にとらわれない発想力や利用者の意欲を高めるプログラム作り」
「インカムでのやり取りで、スタッフの声が響かず落ち着いた中で過ごされている」
等が「なるほど」、「参考にしたい」としてあげられた点でした。


  
最後になりましたが、2日間にわたり
「やすらぎの介護 シャローム」のスタッフの皆様にはお忙しい中ご対応いただき、本当にありがとうございました。
市老連(^^)! 


参加者10名+理事+事務局(計12名)


2014年9月9日火曜日

特別養護老人ホーム 介護主任学習会

平成26年9月8日(月)

第2回特別養護老人ホーム介護主任学習会を開催いたしました。

「喫食につなげる口腔ケア」ケアの統一を目指して②という内容で行われ、今回は事前に

口腔内の映像をご本人やご家族の方に了承のうえ撮影したものを皆さんに見て頂き

問題点や改善点などを話合いました。

拒否があり困っているのは利用者さんです。怖いから

拒否をする、痛いから嫌がる。うまく伝えられないので

叩いたり、口を開けなかったりする。

逆に考えれば原因が分かれば拒否はなくなる?!

「やめて」と言っておられた利用者さんが、口腔内の一つの場所を触った時に「痛い」と言葉が

変わったら、その部分が腫れていたり、化膿していたりの可能性があるかもしれない。他にも

顔の角度などでも上を向くと「怖い」と思うと方は拒否につながる。少しの声かけとゆっくりとし

た対応、工夫で利用者さんが安心さ

れたりする。

勿論、介護職員の方も沢山の工夫を

されていますが、もう一工夫で違った

介護ができる事を発見していただけ

たようです。

<参加者の声>

「口腔ケアを画像にして、第3者として見
た時“しかたない”という思いと“申し訳な
い”という思いがありました。ただどうして
良いか分からず。事例を紹介していただ
き、出来ることがあるなと思えて良かった
です」

「普段と違う視点でのケアを考えれらるよう
になった。スタッフ間ではまず出来ない視点だった」

などの意見をいただきました。

その他にも、食事!ただ食べるのではなく「楽しく美味しく食べていただく」一番初めに

その方の好きな物から食べて口の動きを良くし、たくさん食べていただけるよう

工夫したり、コップも利用者さんが昔から使っている物にこだわるのではなく、より使いや

すいものに変えるのも良いそうです。水分の量によって小さいものにしたり、その人の

体調の変化に合わせることも大切です。

「施設に帰り実践しやすくなった」と書いていただいた参加者さんもいらっしゃいました。

今回の学習会でヒントになったことを少しでも実践していただければ嬉しいです。

市老連 v(^-^)v

日時:平成26年9月8日(月)
 
時間:PM2時~4時

会場:大阪市立社会福祉センター 第3.4会議室

講師:京都まちづくり口元気塾 塾長 金子 みどり氏

参加:21名






2014年9月8日月曜日

デイサービス連絡協議会 施設見学

平成26年9月4日(木)

第1回デイサービス連絡協議会 施設見学を行いました。

今年度は堺市内に9施設をお持ちの

「やすらぎの介護 シャローム」さんの

中から、歩くデイサービス「一条通り」と

お仕事デイ「社労夢工房 匠」の2施設を

見学させいただきました。

一条通りさんは午前と午後で各3時間を

行っており、みなさん1周25メートル

のコースをしっかり歩いておられました。

「今日は膝が痛いねん」とおっしゃる方がいらしたのですが、「では今日は座って頑張りましょう」

とボールとハンドグリッパーを使って体操されていました。

お部屋の片面が全て鏡になっていました。部屋が広く見えるのもありますが、見守りをするの

にもとても役立っているそうです。

皆さんは「歩いて買い物に行く」「旅行に行きたい」など目標をたてて頑張っておられました。

次に「社労夢工房 匠」さんへ移動。
(施設の方に車を出していただきました。ありがとうございます!)

約20分の移動中、車内では質問タイム!(色々説明していただきありがとうございました。)

「社労夢工房 匠」さんでは木工細工やミシンで服を作ったり

編み物をされている方、パソコンで「シャローム」の名刺を

作成される方、皆さん特技をいかしてお仕事をされていまし

た。夏休みには小学生の希望者と「夏休みの自由研究」を

一緒にされたそうです。交流もでき小学生のみんなも素敵な

自由研究ができたみたいです。

お部屋も広く、現在の定員は50名でスタッフさん同士は

「広いので端まで声が届かないので」とインカムを付けて

コミュニケーションをされていました。

フロアーではお仕事をされている人、歌を歌っている人、

マージャンをしている人と楽しくわかれてすごしておられました。

2施設を通して感じたのが、

皆さん笑顔が素敵でいきいきされていました。

「今日も歩きに行くぞ」「今日も仕事に行くぞ」という感じ

で皆さん通われているようです。


作られた作品は小学校のバザーなどで販売し、売上金は次の作品の材料費やお仕事をされた方の

お昼代(通常価格よりお安く)になるそうです。

最後になりましたが、やすらぎの介護 シャロームのスタッフの皆様お忙しい中対応いただき

本当にありがとうございました。平成26年9月9日に第2回で見学に行かせていただきます。

よろしくお願いいたします。

参加者10名+理事+事務局(計12名)

市老連 v(^-^)v










2014年9月5日金曜日

特別養護老人ホーム ケアマネ学習会開催

平成26年9月3日(水)

特別養護老人ホーム 第1回ケアマネ学習会を開催!

「施設の介護支援専門員が行うべき職務とは」と題してグループワークも交えながら

2時間の学習会を行ないました。

ケアプランの大切さ!またどのように作るのか?

大きな目標を立て、利用者の方の現状の把握し目標に近づくにはどうすれば良いのか?

いくつかのステップを作って『大きな目標』に向かって一緒に頑張る。けれど利用者さんによって

『大きな目標』は違います。その人が望む暮らし「一人で座りたい」「一人で歩きたい」などを

明確に文章化し、利用者さんと家族の方に納得してもらえるか?などケアプランの中に利用

者さんの思い描く理想に近づけるよう目標を作り、利用者さん一人ひとりの


「フルオーダーメイド」のケアプランを

作られます。

今回、Aさんの事例を基にグループ

ワークでケアプランを作成してもらい

他のチームが作成したケアプランと

見比べていただきました。

各チームで違いはありましたが、どの

チームもAさんの希望はどうすれば希望に近づけるか?目標の途中であっても、いくつかの注意

事項を守ってもらえればもっと自由になれるなど、真剣にケアプランを作成されていました。


<参加者の声>

「本人・家族の望む暮らしを具体化・実現することがケアマネの
仕事であると改めて気づくことができた」

「ケアマネの仕事に何が一番必要かが自分の中でまとまって
きた」

「ケアプランが安全を優先したものになってしまっているのでは?望む暮らしを実現できるものに改善していきたい」

市老連 v(^-^)v

講師:社会福祉法人 白寿会 在宅部部長 三浦 浩史 氏

会場:大阪市立社会福祉センター 第3.4会議室

時間:PM2:00~PM5:00

参加:28名

特別養護老人ホーム 看護師学習会

平成26年9月2日(火)

第2回看護師学習会を開催。

「糖尿病とフットケア」~実践!フットケア~の内容で行いました。

「爪を切る」と言っても、個人個人で

爪の形や疾患の有無など様々です。

爪の切り方で巻き爪の痛さが和らい

だり、肥厚爪の処置の方法で清潔が

保てたりと、看護師の方たちも「知って

いたけど自信が無かった」や「新たに

知る事ができた」との意見をいただき

ました。


先生の言葉で印象的だったのが

「爪の手入れはコミュニケーションの手段!定期的にその方の

足をしかり見る。よく見ることにより、その方の体調の変化がわ

かる。今ある姿を悪くさせない」というお話がありました。

健康は足元からと

いう言葉もあります。フットケアの必要性を改めて実感して

いただけたのではないでしょうか?

その他にも、糖尿病のコントロールや対応など詳しく教えて

いただきました。市老連 v(^-^)v

講師:社会医療法人 景岳会 南大阪病院
    看護師長 立和田 眞理子 氏

会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室

時間:PM2:00~PM4:00

参加:12名








2014年9月2日火曜日

『連続研修会』~第1回~開催

9月1日(月)PM 2:00より、
大阪市立社会福祉センター第1会議室にて、
『摂食・嚥下リハビリテーションの知識と具体的なケアの進め方』を開催いたしました。



【連続研修会~美味しく安全に楽しく食べるための研修会~】と題して、食事介助・喫食支援に関して専門的に学んでいただく9/1、9/29開催の第1日目でした。

今回の9/1は「食事介助のポイント・摂食・嚥下障害をみるポイント・嚥下と呼吸の関係」を理学療法士 小椋 修氏に3時間にわたり、ご講義頂きました。






摂食・嚥下障害だけでなく、上手に寝られないと、上手に座れない・食べられないの観点から、ベット上の拘縮姿勢から支えなしの座位へ指導をされている映像も見せて頂きました。
また、お茶を使って、介助する側・される側での飲ませやすい方法と飲みやすい方法を実際に比べて頂きました。


 「パーキンソンの方の短時間での端座位に驚きました。PT・OT・STがそばにいない環境なので、
本当におもしろく目からウロコでした」
「実践も踏まえて行うことで、入所者の気持ちもわかりイメージが具体的になりました」
「利用者が頭に浮かび、すぐに取り組みたいと思えました」

などの感想をいただきました。
色々な視点からお話が聞け、あっという間の3時間でした。
小椋先生、ありがとうございました。





次回は9/29(月)PM 2:00より、
大阪市立社会福祉センター第1会議室で
食べるメカニズムを共通認識し、摂食認知・咀嚼誘導などの知識・技術』を学んで頂きます。市老連(^^)! 


日時:平成26年9月1日(月) 午後2時~午後5時
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:リハビリテーションのモグネット 理学療法士・言語聴覚士 小椋 修氏
参加:54名